Z会1年生の11月号算数のテキストのはってん問題に挑戦
二人でさいころをふって大きい数を出した人が、階段を下りていき、何段目にいるか答える問題です。
「はってん」マークがついているので、難易度高めです。
娘には、1人で解くには難しいかったようなので、1つずつ問題を一緒に整理しました。
- さいころの目が多い人が、その目の分だけ進む。⇒もう一人は動かない
- 最初は12段目にいる
- 1回目は、「ひかるさん」が4段下がる
1回目、ひかるさんは4段下がるので、何段目にいるか? ⇒ 娘「??」
全くイメージがわかないようで、一旦やめにして、母は考えました。
レゴで階段を作ろう!
階段を作っている途中で娘が「何を作っているの?」と興味を持ち始め、「階段の問題をわかりやすくするために作っているの」とお勉強の題材であることを話しても、お花を置いたり、カスタマイズを始めてしまいました。
でも、お勉強の道具なのに、興味が引けた時点でこちらに少し分があります。
さて、きりんさん(=ひかるさん)としまうまさん(=あかりさん)が、さいころを振ります。一回目は、きりんさんが4段下がります。2回目は、きりんさんが6段下がります。
実際に目でみて、手を動かして、イメージを頭の中に作ります。
その結果、きりんさんは下から2段目にいます。答えは2段目、式よりもまず答えが出ました。
1回目の4段下がった時点で、きりんさんは、下から数えると8段目にいます。「12-4=8」ということは、感覚的に娘も理解できた様子。
2回目さらに、6段下がると、「8-6=2」も理解できました。
「12-4=8」と「8-6=2」を組み合わせて、「12-4-6」とするのはまだ難しいようです。
頭を使って考えること
はってん問題なので、正しい答えを出すことをゴールにするのではなく、
- 問題文の意味を考える
- 式と問題文を結びつける
このことをじっくり考えることに頭を使って、それだけで十分だと思っています。